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ドイツテレコム技術者を待つ事1日。連絡もなしにキャンセル!

1月に引っ越してきた家は新築の為、電話線の工事は済んでいましたがまだ繋がっていませんでした。そこで、引越しが決まった時にすぐに固定電話の注文をしました。ドイツテレコムは高くてサービスも悪いので、Vodafoneと契約です。大きな町に住んでいたらプロバイダーの選択肢が色々とあるのですが、テレビは衛星の為、ケーブルは通っていないし、結局選択肢はあまりなく、Vodafoneに決めました。ちなみにVodafoneのサービスも決して良くはありません…。

Vodafoneはドイツテレコムから回線を借りているので、電話回線がまだ繋がっていない場合はVodafoneがドイツテレコムに回線を繋ぐように頼む事になります。ドイツテレコムの人が回線を繋ぐ作業の予約は4ヶ月以上後の今日となっていました。昨日、Vodafoneの人から携帯に確認の電話があったので、何時頃になるか聞いた所8:00から14:00くらいと言われました。最初は8:00から16:00となっていたので、少し時間の見通しがついてホッとしていたのですが、14:00過ぎても誰も来ません。遅れる事はドイツではよくある事なので、16:00まで待ってみましたがそれでも来ず…。

Vodafoneに連絡すると、自動音声だった為、音声に従って進んでいくと、技術者が何らかの理由で行けなかったので次の予約を取ってください…と。4ヶ月以上待たせて、更に待たせるとは酷すぎます!自動音声だと埒が明かないので、途中、自分の電話番号を言わなければいけない所をスキップした所、20分待たされましたが、スタッフの人につながりました。テレコムの人が来なかった理由を聞くと、家を見つけられなかった、とか…。私達の住んでいる家の通りは私道で新しいのでgoogle mapとかには載っていませんが、郵便物も宅配便もちゃんと届いています!Vodafoneの人にドイツテレコムの文句を言っても仕方がないので、2週間後の予約を取り敢えず抑えました。

その後、ネットで調べてみると、テレコム技術者を1日中待っても来なかったと言う記事が沢山ヒットしました。理由は「ベルを押したけど誰も出なかった」とか「名前が見つからなかった」とか、眉唾物の理由ばかり。その被害者は、テレコムから他社のプロバイダーの乗り換えをする人達です。ドイツの雑誌Spigelのサイトにも「Anbieter-Wechsel: Tausende Kunden klagen über Techniker-Pannen bei der Telekom」と言う記事が載っています。

ドイツテレコムは独占的国家機関でしたが、民営化され、そして通信サービスの自由化も始まり、プロバイダーを選べる自由ができました。それでも、未だにドイツテレコムが電話回線の鍵を握っているので、こう言うドイツテレコムの嫌がらせが起きるようです。ネットワーク庁、Bundesnetzagenturに通報する予定です。

ネットで読むと、数回もテレコムから予約をキャンセルされた人がいますが、私達の2週間後の予約の日には果たしてテレコムの技術者は現れるのだろうか…。

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