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ドイツでコロナにかかったら

とうとうウチにもコロナがやってきてしまいました。あんなに気をつけていたのに恐らく職場感染です。

陽性反応

コロナに感染したと思ったら、かかりつけ医(Hausarzt)に電話をしてPCR検査

ウチのhubbyが唾を飲み込むのに違和感が出始めたのが、とある木曜の夜。
次の日の金曜は頭痛、喉の痛みなど調子が悪いらしく、大人しく一日寝てました。熱も少しあったようです。
土曜に家にある抗原テスト(Schnelltest)をしたら、はっきりと陽性反応。

この時点でかかりつけ医に電話をしてPCR検査をする必要があるのですが、週末だったのと、既に回復してきていて自主隔離をする事ができる状態だったので週明けの月曜日まで待ちました。
(かかりつけ医以外にも 116117 に電話をする事も可能です。)

月曜にかかりつけ医(Hausarzt)に電話をしたら(午前中は繋がらず、ずっと話し中でした)、風邪の症状があって抗原テストで陽性だったら、ほぼ間違いないでしょう、と。

PCR検査をする必要があるので診察所に着いたらドアベルを鳴らして、下で人が来るまで待つようにと言われたそうです。まさか外でPCR検査をされるのかと思ったら、ドアなどに触られないようにする為だったみたいです。

診療所に入り、窓が大きく開かれた部屋でPCR検査をし、Corona Warn App で検査結果が送られてくるQRコードをもらって帰ってきました。陽性だったら保健所からも電話が来ると言われました。

PCR検査結果

PCR検査をできたのが月曜の夕方の4時だった為、Corona Warn App を通して「陽性」の結果が来たのは二日後の水曜の午前中でした。結果に驚かなかったです。(笑)

Corona Warn App では「陽性」が確認できましたが、どの種類のコロナかの情報はありませんでした。喉が痛かったり、全体的に軽症だったので恐らくオミクロン ba1だとは思います。

かかりつけ医からは次の日、体調確認の電話がありましたが、保健所からは1週間後まで電話連絡はありませんでした。

隔離生活期間

PCR検査をした翌日から隔離生活日数が計算されるので、なるべくPCR検査は早めにした方が良いです。(あまり早すぎると結果が陰性になる可能性もありますが…) hubbyの場合、週末を挟んでしまったのでちょっと損をしました。

州によって少し異なるかもしれませんが私達が住んでいるザクセン州ではブースター接種済みの人のように vollständig geimpft の人で症状がない場合、5日後にPCR検査で陰性、もしくは7日後に抗原テストで陰性だったら隔離を終了して良いようです。

再度検査をしない場合は10日後に自動で隔離終了となりますが、48時間症状がない事が条件となります。以前は14日だったのですが2022年1月24日から10日間に短縮されました。

この日数や検査の種類など州によって若干異なるのとまた規則は頻繁に変わるのでご注意ください。罰金もあります!また日数の数え方がトリッキーなのでその点も注意してください。

hubbyの場合とにかく散歩に行けないのが辛いらしく(典型的なドイツ人です)、5日後にPCR検査をしたかったのですが、喉の痛みが取れず症状があるので検査を受けに行くことを断念しました。

保健所からの連絡、そして回復証明書 (Genesenenausweis)

保健所からはPCR検査をした1週間後にやっと電話連絡がありました。
症状がいつ頃から出始めどんな症状だったか、現在の症状、ワクチン接種有無など聞かれていましたが、濃厚接触者に関しては聞かれませんでした。

症状がない場合はPCR検査をした翌日から数えて7日後に、診療所やTestzentrumで抗原テストをし陰性だったら隔離を終了して良いとの事でした。てっきり7日目かと思っていたのでフライングをする所でした…。(汗)
月曜にPCR検査をしたので翌週の火曜に抗原テストが可能と言う事でした。
陰性証明証は、通常の10日間の隔離期間が終わるまで外出する際に必ず持ち歩くように言われました。

後日、保健所から手紙が届きました。
色々と隔離中の注意書きとか書いてあったのですが、隔離期間が終わってから届いたので意味がないと言う…。
陽性が出たPCR検査をした日の翌日から数えて4週間後にこの手紙をApothekeに持っていくとデジタルの回復証明書 (Genesenenausweis)がもらえるそうです。

濃厚接触者、同居者が陽性の場合

濃厚接触者、同居者が陽性の場合でもブースター接種済みの人のように vollständig geimpft の人で症状がない場合は隔離が必要がないようです。(州によって条件が異なる可能性、また規則は頻繁に変わるのでご注意ください。)

感染元

hubbyは仕事場で感染してきたのがほぼ確実だと思います。ミュージカルのリハーサル中はマスクをずっとしてやっていのたですが、ゲネプロと本番はもちろんマスクなしでした。そして本番の日にソリストの一人が声が出なくなってしまって…。急に代役を見つけるのが困難だった為、舞台で声の出ない彼女は口パクをし、袖からゲストがセリフを言ったり歌ったりすると言う事に。

もちろん、その彼女は当日コロナ検査をした筈ですが症状のある人を舞台に出すとは…。そして、悲しい事にここの劇場は抗原テストを自分でやればOKと言う…。

友達が働いている劇場では、PCR検査を定期的に専門家が行ってくれるそうなので、職場によってかなり規則が違うようです。

ワクチン強し

hubbyは運良く、濃厚接触者にあたった人に移す事もなく、本人も軽症で済みました。ワクチン接種をしていると移す確率も減るそうです。私は我が家の小さな家で hubby と一緒に過ごしていたので感染しましが、鼻風邪程度で済みました。あとは後遺症が出ない事を祈ります…。

Rheinland-Pfalz州で看護婦をしている義妹が言っていましたが、ICUに入る患者はワクチン未接種者ばかりだそうです。その義妹は職場に迷惑を掛けないようにプライベートでも制限しながら過ごしているのに、ワクチン未接種者が入院してくると、やるせないと言っていました。とある患者は「Ich bin kein Querdenker nur Skeptiker. 」(反コロナ陰謀論者じゃないの、疑い深いだけなの…) と言い訳がましい事を言っていたそうです。

もう一人の義妹はSchleswig-Holstein州で看護婦として働いているのですが、私達の住んでいるSachsen州からワクチン未接種の重病患者がヘリコプターで運ばれてきた事があると、去年言っていました。

未だにここSachsen州のワクチン接種率(vollständig geimpft)は最下位で63.7%です…。

そして私達が今住んでいる町 Freiberg は反コロナ陰謀論者のデモ(彼らはデモと言わずに「散歩」と称してます…)で、すっかりと全国的に有名になってしまいました。

最前線で戦っている人の話しを聞くと、私のできる事はなるべく関係者に負担を掛けないようにする事くらいかなぁ…と。今回はコロナに感染してしまいましたが、これからも感染対策をし、免疫力も高め過ごしていきたです。

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