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ドイツで初めてマンモグラフィー検診に行きました。

年明けに帰宅したら、マンモグラフィー検査の招待状が郵便で届いていました。ドイツでは50〜69歳の女性に2年に1回、無料検査の招待状が届くようです。私は去年50歳(!)になったので初めての招待状でした。マンモデビューになるので、招待状に入っていたパンフレットを読む他、ネットでも色々と調べたり、マンモグラフィーを検診した事のある友達に体験談を聞いたりしました。

友達のマンモグラフィー体験談

友達(日本在住)が初めて受診した時は技師さんに「痛くて途中で帰ってしまう人がいますが、それでもやりますか?」と念を押されたらしいです。彼女は頑張って受診したのですがかなり痛かったとか。

その彼女の胸の小さな友達は胸をかなり引っ張られスルメ状態で屈辱的だったと…。(苦笑)

もう1人の他の友達(イギリス在住)は、定期的に検診に行っていて「痛いのは一瞬だけだよ」と。
彼女も私と同じく胸は小さいので勇気をもらいました。(笑)

痛さの他に、放射能の事や、誤診がある話しも聞くのでマンモグラフィーの長所短所をネットで調べた結果、私は一回試しに受診してみる事にしました!

マンモグラフィー検査の流れ

私が検診をしたのは、Markt(市場)に来ているマンモグラフィ搭載車の移動車でした。招待状に書いてあった時間より10分ほど前に入ったのですが、誰もいなくてラッキーでした。コロナ禍なので、車の中で待たされたら嫌だなと思っていたので、ホント良かったです。招待状に書いてある日程がNGな場合は電話やメールで変更可能です。キャンセルする場合も連絡は必要ですが、検査を受けないで仮に乳がんになっても健康保険が治療費をカバーしてくれるので自由に決められます。

  1. 車の外にある階段を上がりドアを開けるとアクリル板で囲まれた受付デスクの他に4つの椅子があり待合室風の空間になっていました。受付で招待状に入っていた質問表(家で記入しました)を渡し、保険証のカードをカードリーダーに入れました。必要な物は質問表と保険証となります。
  2. 3つの内の1つのドアの番号を指定されそこに入り上半身裸になって待つように言われました。
  3. ドアの向こうは小さな更衣室でドアを内側から鍵をかけ上半身裸になります。眼鏡をしている人は眼鏡も外すように書いてありました。ネットではピアスなどのアクセサリーも外すと書いてあったので、私は指輪以外のアクセサリーをしないで行きました。
  4. 上半身裸になって数秒後、反対側のドアが開き技師さんが検査室に導いてくれました。年配の女性技師さんだったので凄く安心しました!
  5. 装置の正面に立ち、右胸からの検査となりました。首を右に向け、身体を左に曲げるように言われました。肩の力は抜いて、身体全体を機械に押し付けるようにし、検査体勢が整ったら胸を挟んで行きます。完全に圧迫されいる時は結構痛かった気がするのですが、撮影中は呼吸を止めるように言われ、息を止めるのが苦しくそっちに神経が行ってしまい痛さを忘れていました。(笑) 時間にしたらほんの数秒です。
  6. 左胸も同様に行いました。
  7. 次はまた右胸ですが今回は首を横に向けず、正面に向き、右腕を装置の上にかぶるように置きました。そして胸を挟まれ、さきほどと同じく呼吸を止めて撮影と言う感じです。左側も同様に行いました。

初めてのマンモグラフィーを終えての感想

検査体勢が決まるまでが結構難しいですが、痛い時間はほんの数秒。一番辛かったのは呼吸を止める事でした。検査後数日間、胸の上の骨辺りが少し痛い感じがしましたが、よくある事のようです。

ネットでは胸を引っ張られると読んだのですが、私の場合、引っ張る胸がないからなのか、引っ張られた感じはありませんでした。きちんと検査されていないのか、検査装置が違うのかどうかよくわかりませんが、ちゃんと撮影できていたことを祈ります。

マンモグラフィーの結果

結果は4日後に郵便で届きました。ドキドキして封筒を開け、先ず目立つ文字を探しました。コロナテストのように大きく「陰性」的な表示がされていると思ったからです。ところが目立った表示は題名の【Ergebnis Ihrer Röntgenuntersuchung im Mammographie-Screening-Programm】(マンモグラフィ検診プログラムでのX線検査の結果)以外なく、普通の手紙風。仕方なく読んでいくと【Wir freuen uns】(嬉しいです)と言う言葉が〜!

「検査の結果、異常が認められなかった事をお伝えする事ができ嬉しいです。」と言うお言葉をいただきました。また「検査があまり不快ではなかった事を願います。」などと書いてあり、とても感じの良い手紙でした。

2年後にまた検査のお知らせが来る予定です。2年後にまた受けるかどうかはその時に考える予定です。エコー(Ultraschall)にするかもしれませんし、マンモグラフィーにするかもしれません。取り敢えず、年に一度の触診は続ける予定です。去年は乳がんと子宮頸がん検査に行きそびれてしまった為、来週、14ヶ月ぶりに婦人科へ検査へ行ってきます!

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