ドイツは、日本と違い電力会社(エネルギー供給会社)を選べる事ができます。我が家でもエコ電力会社に乗り換えようと思いつつ時が過ぎていってしまっていたのですが、引越しを機にNaturstrom(自然電気)と言う会社にやっと変更しました。エコ電力を謳っている会社も多々ありますが、この会社Naturstromは自然エネルギー(再生可能エネルギー)のみを供給しているドイツの環境団体が作った信頼おける会社です。
環境問題を考えてドイツで電力会社を変える場合は選ぶ時に注意が必要なようです。Ökostrom(エコ電力)と言う名称は現在の所ドイツでは保護されていない為、この言葉を自由に使用している電力会社が多くあります。よくあるのが、グリーン電力証書(RECS)と言う物を購入しているだけで、実際は自然エネルギーを供給していない会社です。大手のVattenfallもその1つでエコ電力と言う言葉を使ってよく宣伝をしていますが、この会社は原子力発電を保有しています。また他国から電力を購入してエコ電力と言っている電力会社もあります。とにかく、環境問題の事を考えて電力会社の乗り換えをするのなら、エコ電力と言う言葉にだまされないでください。
エコ電力(Ökostrom)に対して『本当の』エコ電力(Echter Ökostrom)と言う言葉があります。『本当の』エコ電力(Echter Ökostrom)とは、自社で自然エネルギーのみを発電し、開発にも投資をしている電力会社です。エコ電力(Ökostrom)を謳っている会社は800近くあるそうですが、この『本当の』エコ電力(Echter Ökostrom)を供給している会社は以下の4つの会社のみのようです。
- Naturstrom
- Lichtblick
- Greenpeace Energy
- Elektrizitätswerke Schönau
勿論この4社は他の電力会社より電気代が高いです。ちなみに我が家使用のNaturstromは(2012年8月現在)月の基本料金7.95ユーロで23.40 Cent/kWhです。現在の為替で、基本料金約770円、1キロワット時ごと約23円となります。公営電力会社より基本料金が200円ほど高く、1キロワット時の電気代は数円高いです。ただ、1キロワット時あたり約1円が補助金に回され、新規設備の開発の投資として使われるのならば納得です。月数百円高くなっても生活に支障なくやっていけそうですし(笑)、脱原発の意思表示へ繋がるのなら高くないと思います。
日本では送電線を東京電力が独占しているので、『本当の』エコ電力会社があったとしても、送電線が使えないので一般に電気を供給する事ができないと言う事みたいですね。送電線が解放される日が早く来る事を祈って…。
こんにちは!
電力会社情報ありがとうございます!
うちはアパートメントタイプの賃貸なので、電力会社は選べないかもしれませんが、次そういう機会が有れば絶対それらを選びます!
しかしワークトップを自作ってよく考えましたね!
確かにIKEAのは種類が少ないし…
うちのキッチンは小さいので、2枚で90ユーロぐらいでしたが、ドイツ語が話せないので、このままIKEAで注文します笑
また伺いますね!
junさん、ご訪問、コメントありがとうございます!
我が家も賃貸のMietwohnungです。どこの電力会社でも同じ送電線で電気が送られてくるので、工事の必要もなく簡単に乗り換えができますよ~。私達も引っ越してきた時は自動的に町のStadwerkとの契約を最初しなくてはいけませんでしたが、数週間後にNaturstromに乗り換えを申請しました。
うちのキッチンも小さいんです…。その為、ちょと色々と工夫をする必要もあったりで、ワークトップも自作となりました。
お互い早くキッチンが完成すると良いですね!